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日本における冠婚葬祭とは、お金がかかるものだというイメージがあります。
香典やご祝儀だけで数万円が飛んでいくのですから、長引く不況や低賃金に苦しむ人が増えた現状を思えば、その印象は無理からぬことだと言えましょう。
 地方から東京に移り住んだAさんは、その習慣により親しい友人を一人なくしました。
何でも親友が結婚式を挙げるから来て欲しいとの手紙が届いたのだそうですが、当時Aさんは新天地で仕事を始めたばかりだったので、手許にお金がありませんでした。
往復交通費、礼服費用、ご祝儀と結婚式に参加すればたちまち数万円が消えるのは目に見えていたAさんは、金銭工面ができないとか仕事が忙しいと言い訳するのも苦しく、結局のところ招待を黙殺するという形になりました。
それ以来、親友とは何となく気まずくなり、今では全く連絡を取らない間柄になってしまったそうです。
愛はお金では買えないと昔から言いますが、金銭がないと人間関係を継続させるのも難しくなるというのは、きれい事ではない現実だと思いました。